医師になろうと思った一番のきっかけは、父です。
父も医師だったのですが、それで「自分も医師になろう」と思ったわけではなく、きっかけは“父の病気”でした。
父が結婚して、子供に恵まれる前におたふくかぜにかかってしまい、それが原因で無精子症、いわゆる男性不妊になってしまいました。
当時の医療レベルでは治すのが難しい範疇のもので、子供を授かるのは絶望的と言われていました。「子供を持つことを楽しみにしていたのに…」と悩んでいた時、父の出身大学（神戸大学）の当時の教授で、お世話になっていた泌尿器科の先生から「今、研究段階ではあるけれど、こういう治療があるから試してみないか？」と声をかけてもらい、治療を受けたところ、上手くいって子供を授かることができたのです。
子供の頃、父からその話をよく聞かされていて、「医療は病気や怪我を治すだけでなく、命を生み出すこともできる」ということに感銘を受けて、医師を目指しました。

美容医療は本来、形成外科の領域に含まれる専門分野です。
元々、美容医療には興味があって、様々な学会や勉強会で有名な先生の発表を聞くたびに、「こんなにも人の顔を美しくできるのだな」と感心させられていました。
これまで形成外科医としてやってきたことは、「病気・怪我の影響で苦しむ方を元の状態に戻す」というもので、もちろん、それは大変意義のあることなのですが、「さらにきれいにする」という美容医療は、技術・方法論は形成外科の基本上にあるものの、これまで自分がやってきたことの一段階上にある領域に感じられて、美容医療の世界に足を踏み入れました。

患者様に確実に効果を実感していただけるものだけをご提供することです。
「費用をかけて施術を受けたのに、何か変わったのかよくわからない」というものは提供したくなくて、効果が実感でき、満足していただけるものだけをご提供することにこだわっています。

ワンランク上の美容医療を提供して、美しさを実現して、その方の人生を輝かせること。
“フェレザ”という医院名には、そんな思いが込められています。
きれいになることがゴールではなく、その先にある幸せをかなえて、前向きな人生が歩めるようになる、「施術を受けて良かった」と心から思える、そのためにはっきりと効果が実感できる満足度の高い美容医療をお届けします。